あたしは、ちょこんと白いソファーに座る
「じゃ、自己紹介から始めんぞ!俺らは暴走族『雷龍』の幹部だ」
『雷龍』か………
「じゃあ、俺からね♪」
茶髪で髪を遊ばせた感じのチャラい奴が喋る
絶対こいつチャラ男だ……
「はじめまして♪俺は中園光汰(なかぞのこうた)!よろしく♪
俺、君みたいな子タイプなんだ!
良かったら俺の彼女に…「ならねぇーよ!」」
ウザイ…
誰があんたなんかの彼女になるか!
「光汰がふられるって…マジださー!!
光汰ざまぁみやがれぇ!!」
「おい、当麻…!殺す」
あ、やっぱりこういう時はこういう顔できんじゃん
まあ暴走族だし、しかも幹部だし当たり前か
「わー!光汰がキレた!助けてー」
う、うるさい!(怒)
こいつ!恭よりうるせぇ…!
恭よりうるさいとか殺人級だぞ?
雷龍って大丈夫なのか…?


