「仲間がいるだけで幸せだ


お前はもうそれをわかっているんじゃないか?」




こう、つぶやく彼は何処か悲しそうだった…







確かに、彼の言う通りかもしれない







昔から言われてきたこと









『護琉』は誰かを守れる男になりなさい








俺は、名前の通り本当に仲間を守ることができるのだろうか?







「自信がないんだ…仲間を守る自信が…

失敗するのが怖い…仲間を失う事が怖いんだ…」