「てめぇに何がわかる!?」



「お前さえいなければ…お前のせいだ…」





こう太一と千紘が言った






「お前がいなければ…」




「護琉は…」





そうつぶやいたあと、声を上げ、ナイフを振りかざした






ヤバイ…




突然の事で足が瞬時に動かない…






「豪っ!!!!!」






豪も傷ついたら…





あたしは、どうすればいい?




もう、誰も守れないの?






そんな自分なんて、いらない





あたしのせいで誰かが傷つくなら、あたしはいないほうがいい






あたしは、生きていてはいけない…