「豪…?」



そう、小さく雷都がつぶやいた





「雷都…久しぶりだな…俺の事わかるか?」





この声、この顔を見て思い出したんだろう





「総長…」




静かにそうつぶやく





「総長…!?」




その言葉を聞き、黒神の奴らも思い出したようだ








「護琉、千紘、太一も、久しぶりだな」








「なんで、総長がここに?」






「お前等を正しい道へと導きに来たんだよ…

お前等には、俺のような人生を送って欲しくない…」