「いや、お前…作戦っていうのは、細かなとこまで決めてこそ作戦なんだぞ?」
んー、そんなのわかってるし?
「え、だって、細かなとこまで決めてんじゃん?」
ちゃーんとあたしだって考えてんだよ?
「いや、姉ちゃん、大雑把すぎるけど……」
「たく、しょーがねぇな。例えば、雷龍と黒神が戦ってるとこを監視して、何か怪しい動きがあったらそいつを俺らが処分する。こんなもんでいーんじゃねぇの?」
おー!
「響生、お前やるな!」
「これが普通だと思うけど」
いや、じゅーぶん凄くね?
あたしが馬鹿なだけ?w
「響生のをもっと細かく決めて、やっと作戦になるんじゃねぇのか?妃芽、お前……それでよく総長できてたな……」
え、だって……


