「今、雷龍が黒神に狙われている


それは、きっと彼等の作戦…


彼らは雷龍を倒したい訳じゃない


ただ、雷都を苦しめたいだけなんだ」



このままじゃ、何も知らない雷都が傷つけられちゃう





もう、仲間が傷つけられるのは嫌なんだ





あたしを助けて、頭から大量の血を流す当麻の姿が目に浮かぶ




もう、嫌だ




誰も失いたくない





「だから、お願いだ。琥珀のみんなの力を貸して欲しい。みんなの命の保証はする。絶対、あたしが守る。傷つけさせない」





「俺は、妃芽には散々助けてもらった。だから、力を貸したいと思う。お前らはどうだ?嫌ならいいんだ。参加は強制しない」