こうして、俺は、アメリカに行くことが決まった




五十嵐家と離れることは正直嫌だった…




だけど、いつかきっと会える




そう思ったら不思議と怖くなくなった





でも、やっぱり悲しかった





みんなを前にするとやっぱり、涙が流れそうになる、怖くなる、決意が鈍りそうになった






だから、みんなにはアメリカに行くことを伝えないことに決めた






何も言わずに立ち去ろう…こう決意した







そして、手紙だけを残して俺は、アメリカへと旅立った……