この時、俺は固く心に決めた






アメリカに行こう





次は、ばあちゃんのために俺が尽くす番だと








その決意と同時に俺は、扉を開けた








「ばあちゃん!!!





俺、アメリカに行くよ!!」







「麗王…?本当にいいのかい?ばあちゃんは別に日本に残ったっていいんだよ」




本当は、ばあちゃんが一番怖いんだ





だって、自分の余命がわかってるんだ





怖くない筈がない





それを支えられるのはもう俺しかいない





「俺は、ばあちゃんにもっともっと…もっと長く生きて欲しい


だって、ばあちゃんは俺にとって大切な…大切な家族だから!!」