俺は幸せすぎたんだ…
「麗王、朝よ!いい加減起きなさい!朝ご飯抜きにするわよ!!!」
「はぁい」
俺を本物の家族、息子として時には優しく、時には厳しく接してくれる綺麗な母
「あ、麗王!また寝坊?そのうちなまけものになっちゃうんじゃない?クス」
俺を弟として大事にしてくれる優しい天使のような姉ちゃん
「麗王ッ!父ちゃんと今日は遊ぼうぜ☆」
たまにうるさいけど、俺のことをちゃんと見ててくれる元気な父
「はぁ!?父ちゃん、麗王は今日俺らと遊ぶの!」
口は悪いけど、一番人のことを見てて根は凄く優しい雨輝兄ぃ
「あ、妃芽も遊ぶだろ?」
「えー、雨輝兄ぃと遊ぶのやだ」
「妃芽ちゃん、ひどい(泣)」
姉ちゃんを溺愛してるときは残念な兄だけど…
「雨輝、みんなで遊びに行くか?麗王もその方がいいよな?」
優しくて、強い俺の憧れの人…幸輝兄ぃ
いつか、俺も幸輝兄ちゃんのようになりたい
「うん!みんながいい!」
「じゃあ、みんなで遊園地でも行くかっ!」
みんな、大好きな
俺のかけがえのない家族だ


