「あ、りがとう…」
このとき俺は、救われた…
神様もそれを見て、ばぁちゃんを助けてくれたのかな?
「本谷麗王-motoya reo-くんかな?」
手術室のドアが開いて、中から先生がでてきた
「はい」
俺は力強く言った
ばぁちゃんは、助かる
きっと…
「一命をとりとめました。おばあさんは大丈夫だよ」
ホッとした
ばぁちゃん、まだ、生きてる
「麻酔がかかっているから、あと一時間くらいで目が覚めますよ」
出てきたばぁちゃんは、ちゃんと息をしてた
母さん、父さんみたいに冷たくなかった
暖かかった…
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