急にばぁちゃんが…倒れたんだ… 「ばぁちゃん!!!」 俺が必死に呼んでもピクリとも動かなかった… 俺はまだ小一だったから怖くて怖くて… ただ、震えて 泣き叫ぶことしか出来なかった… 滅多に人が来ないこの場所に助けが来るわけなかった 俺はもう…ただただ泣きながら叫んだ 誰かに気づいてもらえるように… お願い…誰か…ばぁちゃんを助けて ずっとそんなすがるような思いだった