-雷都side-
俺らは幹部室で着々と準備を進めていた
「大変ダァッー!!」
そう聞こえたと同時に涼が幹部室に入って来た
「どうした?もしかして、妃芽になんか会ったのか?」
「妃芽に…妃芽に…」
何があったんだ?
だからあれほど気をつけろって言ったのに…
妃芽は危機感が足りねぇんだよ
自分は大丈夫っていったって妃芽はれっきとした女なんだから、男の力に勝てるわけねぇじゃん
「妃芽が、どうしたんですか?」
「妃芽に…」
ゴクリと唾を飲み込む
「妃芽に、彼氏がいる!」
「「「「はぁぁあぁぁあぁあぁぁ〜!?」」」」


