「え、お前マジで桜嵐なのか?」



「うん、こないだあたしにあわせろっつって豪が乗り込んで来たんじゃん」





だから、こうやってあたしは豪に会いに来てるわけだ







「それ知ってるってことはまじか…」






「うん、信じてくれる?」





「まあ、うん、納得かもしれないな

さっきの睨みは怖かったし」





おい、それを言うな




結構切羽詰ってたからさ、睨みに力が入っちゃったんだよね~☆





「豪って桜嵐と知り合いだったの?え?

とゆうか桜嵐ってこんな美人だったの!?」





「あんた、とりあえず落ち着け、うるさい」




当麻や恭に負けないほどのうるささだ



そして、光汰に負けず劣らずのたらしと見た





「うわ~…この睨みは、確かに桜嵐って言われても納得かも…」



だろーな


だって本物の桜嵐だもの




「そーいえば、あんた名前は?」




「あ、俺?申し遅れました!中田波玖-nakata haku-よろしくおねがいします!」



波玖か…


確か…琥珀の副だったか?



「副総長か、よろしくな

そんでもって敬語はやめて

あたし、堅苦しいの嫌いだからさ」




「あ、マジ?俺も実は敬語とか苦手でさ~助かるわ!」




あ、八重歯可愛い…



いい奴そうだ



よかったな、豪…