「よしっ!じゃ、行こっか!」



「ごめんね?涼…悪いんだけどこの近くのマンションに用があるからそこでおろしてもらってもいい?」



「OK!」




そして、涼の乗るバイクで豪のマンションへ向かう




頼むから、家に居てくれよ





携帯を見ながら道案内をすると



ホントに近かったらしくすぐついた





「こんな近いのに…あいつら大げさなんだよな…」




「それだけみんな、妃芽のことが大切なんだよ!僕も妃芽が大好きだもん♡」




相変わらず、可愛いな~




「ありがと、あたしも涼のこと好きだよ」




だから、絶対あんたたちを傷つけさせない




「帰りは何時くらいになる?迎に来るよ!」




「ううん、それは大丈夫!ここにいる奴に送ってもらうから」




さすがに帰りにこられると困るしな



豪と鉢合わせになってもめんどくさそうだしな




「そっかそっか…じゃあ、気をつけてね?」





「うん!じゃ…」



ん?部屋から出てきたあの人…




わ!やっぱ豪じゃん!





やばいやばい!



出かけられちゃ困る!!







「…豪!!!待って!」