とりあえず、瓔輝の株を上げてしまったのはしょうがないとして
まあ、これで疑われることもナッシング!!
「あ、そーいえば…妃芽」
「んあ?何?」
まだなんか、言い訳しなきゃいけないこと残ってたかな〜…
「ユキって誰だかわかるか?」
ゆ、き…
まさか、ね…
「なんでそんなこと聞くの?」
「ユキって男が俺のことを助けてくれたんだ」
ユキが?
「ユキがな俺の大切な人を守ってくれてありがとうっていってたんだ。俺が助けたのは妃芽だけだぞ?」
大切な人…
嘘でしょ?
ねぇ、幸輝兄が助けてくれたの?
ねぇ、幸輝兄…


