「君が、当麻か?」 何も存在しないと思っていた白の世界から確かにこう声が聞こえた 若い、男の声だ 「当麻は俺だけど、お前は誰だ?」 「俺はユキだ。お前にはほんとうに感謝している、ありがとう」 男はこう答えた 何も感謝されることを自分はしていない なぜ、感謝されたのか全く分かなかった 「俺、感謝されるようなことしてねぇけど?」 「いーや、君は私の大切な人を守ってくれた 感謝してもしきれない そんな君に最高のプレゼントをあげよう 私についてくればいい」 そう言って目の前に白い鳩が現れた…