「は、いあがる…こ、んな、お、れでも…はい上がれる、のか…?」




「あぁ、大丈夫だ」





この言葉は自分に言われてるみたいでホッとした






こんな、俺でも這い上がることは出来るんだ








そう、不思議と思うことができた









桜嵐の言葉にはそんな説得力があった







「は、いあがってやる、よ」






そう、総長は笑って言った








その笑顔にさっきの狂ったような笑顔は全くなくなっていた









希望に満ち溢れたそんな顔だった











俺は初めてこの総長を













『カッコイイ』













と思った