そんなこと出来るはずがない あんな、肉眼では追うことができないであろう銃弾に人間が勝つことなんて不可能だ 「へぇ…そんなに余裕ぶっこいてると痛い目に合うぞ?ま、俺にとっちゃ好都合だかな!」 やはり狂ったように笑う奴 真剣な表情の桜嵐 俺はもう、震えが止まらなかった 俺のせいで桜嵐は死ぬかもしれない 俺は奴らに殺されるかもしれない そんな恐怖に押しつぶされそうだった