-雷都side-

またしても、妃芽に当麻がイジメられてる

当麻をシメてくれるのはありがたい←


「雷都さん、当麻さんっていつもあんな感じなんですか?」


涼が呆れた感じで聞く


「まあな、いつもあんなんだ」


うるさいくらいだ


「妃芽ってホント何者なんでしょう…」


「ホントっすよね!女って大体ビビって逃げるか、媚ってくるかどっちかだったのに!

しかも、雷都さんたちに平気でタメ口だし年下なのに…」


俺もこんな女、今までに会ったことがない


コイツのことはずっと守っていきたいと思う


「でも、それが妃芽のいいとこだよ☆」


「そうッスね!」


ほんと、不思議な女だ…


こいつらとこんこんなにすんなり仲良くなれる女はきっと妃芽だけだ



俺も不思議とこの女の持つ力に惹かれてるのかもしれない