中西さんのお母さんは
ゆうくんを見て
嫌そうな顔でこう言った。
「あなたのせいですよね?
よくのこのこと家庭訪問
なんかに来られましたね。」
ゆうくんは殴られたような
ショックをうけた。
中西さんの気持ちには
気づいてた。
だけど、
不登校が自分のせいだとは
思ってもみなかった。
中西さんの部屋に
行ったゆうくんは
唖然とした。
メルヘンな家具の
置かれたその部屋は
悲惨な状態だった。
全身鏡は割れて
破片はそのまま。
枕の中に入っていた
であろう羽が
そこらじゅうに
おちていて。
ジュースやごはんが
床にひっくり返されていた。
