みるきーちょこ。





「ゆ、き…
だめな、母親で・・・ごめんね…」


「だめじゃない!!!!
お母さんはだめじゃないよ!!」



「ご…めん・・・ね…。」



そして、お母さんは
ゆっくりと、目を、閉じたんだ。



「うわあああぁぁぁんっ!!!!」



そこからは
断片的にしか覚えてない。



いつの間にか病院についてて
いつの間にか同じ病室に
お母さんとお父さんと
お兄ちゃんが目を閉じてた。




私が私じゃないみたいに
他人の目から
今の状況をみてる
かんじだったことだけ
覚えてる。