みるきーちょこ。




数十秒程たった頃だろうか。


お母さんは
挙動不審に目を泳がせた。



そして…


「あ…あ…あ…あ…
いやああああああっ!!!」


―――バタッ



お母さんは…
私の・・・目の前で・・・
自分自身の首を切った・・・。



「いやあああああ!!
お母さん!!!お母さん!!!

…は、やく…救急車。」



やっと声が出るように
なった私は
人だかりにいた人たちに
必死に頼んだ。



私はお母さんにかけ寄り
お母さんの手を握ったんだ。