「ありがとな・・・。」
そう言いながら
ゆうくんは
私をなでてくれた。
それからすぐ
ゆうくんの車は
私の住むアパートに
ついた。
私がシートベルトを
外している間に
ゆうくんは車を降りて
助手席の方に
まわってきて
助手席のドアを
開けてくれた。
ゆうくん大人だなぁ・・。
私は車をおりて
私の部屋がある
2階に向かう。
ゆうくんも私について
階段をのぼる。
私の部屋の前に
男の人が座ってる・・・・って
「ひろ兄!?」
「ゆき・・・おせーよ!!!」
「ご、ごめん。」
ひろ兄って言うのは
幼なじみで2つ年上。
大学の二回生なんだ。
私が1人暮らしする前の家と
ひろ兄の家がお隣さん
だったんだ。
家が変わったら今でも
ひろ兄は
私のめんどうを
みてくれている。
