みるきーちょこ。




「ん?なんもないよ。
ってか、じゃあなんで
フッたんだよ!?」



私の気のせい
だったのかな・・・。


「あとで・・きづつくって、
わかってるのに・・ヒック
これ以上本気になるのが
こわかったの。」



「あとできづつくって
わかってるって
どうゆうことだよ!!?」



「私のこと知ったら・・ヒッ
竜介が・・ヒック・・私のこと
好きでいてくれてもっ、
竜介のご両親に
絶対反対されちゃうんだよ・・。」


ゆうくんはちょっとの間
考えるような動作をしてから
私にこう言った。


「それはさっき
岡本が言ってた
親戚が岡本を
けむたがる理由と一緒??」



せっかく逸らした話題
なのに
けっきょく戻っちゃったよ・・・。


私はしかたなく
黙って頷いた。



「その話、
岡本がしてくれるまで
俺は待つけど
できれば今日
話してほしい。」



ゆうくんは良い先生だ。
しかも私の担任・・・。
話しても大丈夫かも
しれない。



「今日・・・話すよ。
ゆうくんのこと
信じてるからね?」