2010年4月6日

俺はこれから始まる高校生活に希望を持ちワクワクしていた。

「おい!流星!!!何、ちんたら歩いてんだよ!入学式、遅れるぞ!!!」

空が高校のバックを後ろからいきなり、流星に当ててきた。

「いってぇ、何すんだよ!」

流星は空に睨みを効かせた。

「アハッ!!!そんなに痛かった?わりぃ、わりぃ♪」

空は気楽にそう言って流星の肩を二度叩いた。

しばらくして空は「今日から俺たち高校生か♪何かワクワクすんな!流星!」と呟いた。

流星も「だな!どんな奴と出会えるか楽しみだぜ♪」

と笑顔で囁く。

その声を春風が邪魔をする。

「え?なに?」

空が聞き返すと流星は「もういい♪」と言って登り坂を走り出した。