美樹「は…「「「「「はあぁぁあぁあぁぁ!!?」」」」」
うん、うるさいね。
まあ、あたしも叫ぼうとしてたけどさ…
翔「歌? 何で、歌?」
千尋「は? 何で、女と一緒に歌なんて歌わないといけないわけ?」
ピクッ
晃「そうだ! なんで、こいつなんかと一緒にやらないといけないんだよ!」
ピクッ
千尋「てか、一週間後? 無理だろ。 特に、この女絶対足引っ張るだろ」
ピクピクッ
晃「だよな~! ぜってぇへたくそだろ! てか、音痴! ぷっ…音痴…っ、ひゃひゃひゃひゃ!!」
ブチッ
あたしの何かが切れた。
美樹「うる…「うるせぇぞ、お前ら!!」」
うるせぇ! と言おうとしたら、あたしが声を発すると同時にけんちゃんが叫んだ。
堅「お前ら、美樹がどれだけ上手いと思ってるんだ!! プロ並みなんだぞ! お前らにそこまで言われる筋合いねぇんだよ!!」
お~…
一気に言い切ったけんちゃん。
まあ、プロ並みではないし、別に上手くないんだけどね…
(メッチャ上手いです。 本当にプロ並みです 作者)
美樹「けんちゃん、そこまで怒らなくていいから。 …でも、別に足引っ張ることはべつにしないと思う。 疑うなら一曲ここで、歌おうか?」
晃「じゃあ、コ〇クロの桜って曲歌えるか?」
美樹「歌えるよ」
~♪~♪~♪
あたしは、理事長室で熱唱した。

