陽「着いたみたいだね」 美樹「うん。 運転手さん、朝早くごめんね。 運転してくれてありがとう」 あたしがお礼を言うと、運転手の人は顔を赤くして「いえいえ、俺の役目ですから」と言ってくれた。 ホント、ありがたいよね…。 あたしはもう一度お礼を言って車を下りた。 陽「じゃ、理事長室行こうか」 美樹「うん」 あたしたちは理事長室に向かって歩き出した。