美樹「は~、さっぱりした~」
まず、けんちゃんに電話するか…
プルルル プルルル プルガチャ…
堅『もしもし? こんな朝早くからどうした?』
美樹「……もう、そっち行ってもいい?」
堅『ああ、いいぞ。 でも、どうしてだ?』
美樹「特に用はないけど、目が覚めちゃってさ」
堅『そうか、気を付けてこいよ』
美樹「了解」
…声、震えてなかったよね
少しずつ落ち着いてきたけど、まだ震えてる。
…あ、陽たちに連絡しなきゃ
美樹「メールでいいよね? まだ、寝てるだろうし…」
カチカチカチ…
【今日の向かえはいい。 いつも送ってもらって大助かりです。 今日は早く理事長に行くことになったから……!】

