あの日の空を忘れない

あっ…聞いちゃいけないこと聞いたよね!?


あたしは申し訳なさそうな顔をしてしまった。



「そんな顔しないで!確かに絵の具は使えないけど、色鉛筆でもこんなに綺麗な色を出せるから!」



松山君はスケッチブックをパラパラとめくった。



そこには、温かく優しい色鉛筆の色合いがたくさんあった。



「あたし、色鉛筆の絵好きだよ!」



あたしは言った。