あの日の空を忘れない

デート?の前日


あたしはお母さんの病室に居た。


「お母さん、明日は来れないかも…」



「あら?何か用事があるの?」


そう、松山君の外出許可はちゃんと出た。



5時までに帰ればいいらしい。



「えっと…うん」



「そう…楽しんでいらっしゃい!!」



お母さんはニヤリと笑った。



「いいわね~!若いって!!」



「えっ!?」



「何でもないわ!」



お母さんは…知ってる!?



「おっ、お母さん!?」


「ほら、明日のために早く帰りなさい」



誤魔化された?まぁ、いっか!




「うん!またね!」






あたしは知らなかった…




お母さんとのちゃんとした会話がこれで最後だったということに…