ー大河Sideー
やっぱり……。華音は氷河が好きだったんだ。
薄々きずいていたけど。
まぁ、俺じゃあ華音もったいねぇもんなぁ~。
てか、氷河彼女いたんだ。
初耳だった。
『これから華音が氷河とつきあったとしても俺はずっと好きだからな。』そう、俺は心のなかで叫んだ。

*可愛いFriendができた日*
>>学校
ー華音Sideー
学校についたけど、金曜日みたいになんないかな……。顔はだいぶ治って来たけど、
と冷やっとした。
「杉崎さんちょっと来て……。」
(ろうかにでた。)昨日の女の子の1人。私を平手で叩いた子だった。
「昨日はごめんなさい‼」
「えっっ」
「昨日氷河君に言われたの。俺は殴っても蹴ってもいいけど歌音には手ェだすなって。」
「……。」
「それできずいたの。あなたは何もしてないのに…………。私の……。ただの嫉妬で貴女に辛い思いをさせてしまった。本当にごめんなさい。許してとは言わないわ。でも、私に出来ることがあったら言って。」
「じゃあ~。…………。友達になってくれたら許す‼。私は杉崎華音。」
「……。私は嘉川莉恩。」
「宜しく莉恩。」
そして、私が教室に戻ろうとした時、「杉崎さん‼こんなんで本当にいいの⁇」彼女は言った。
「うん。後……。私は杉崎さんぢゃなくて華音で宜しく‼」
私がそう言うと、莉恩が
「ありがとう。華音。」と言った。
私は入学して1ヶ月。
いまだに女友達を作っていなかったので、ありがとうと莉恩に言われて少し嬉かった。

*それぞれの動き出す心*
あれから、女子にもあまり睨まれたりすることが無くなり、した子がいれば、莉恩が守ってくれた。
莉恩は大輔が好きだったらしい。私も氷河が好きなこと、彼女がいることを打ち明けた。
『全部大河のおかげだな……。』
とおもった。
大河はバスケ部に所属している。
ちょっとバスケ部をのぞいてみた。
「きゃあぁ♥♥大河君~♥」
大河は黄色い歓声を浴びていた。
「「ナイスシュ~ト♥大河くぅんん♡カッコイ~♥こっち見てぇ~♥♥」」
「……」
確かにカッコイイ。
「⁈」
大河と目が合った。
ちょっと『ドキッ』とした。
私は少し恥ずかしくなって逃げた。
「華音‼。お前……。どうした⁇」
「いぃや。何でも……。ってゆうかありがとね。莉恩のこと……。
嬉しかったよ。」
大河本当に色々とありがとう。
ー大河Sideー
「あっあぁ////。」
「何⁇照れてんの⁇(笑)顔赤いよ⁇」
「はっ。はぁぁ。ち、ちげぇよ。////。あの、その……。
日差しが強ええから、
そのっっ。あちぃんだよ‼」
やべぇ。超動揺しちまった。
「ふ~ん……。きょう曇りなのに日差しが強えの~⁇」
こいつ……。
Sになってきやがる(汗)なんなんだよ~(涙)
ー華音Sideー
あははは。超動揺してた。(笑)
いじりすぎたかな⁇
大河の顔バリ怖い~(爆笑)何⁇泣いてんの⁇怒ってんの⁇犬のパグみたいな顔。犬なら可愛いけど、人間がやったら、半端なく気持ち悪い~(笑)でも、やっぱ顔綺麗だ……。
「笑すぎだ~///////。つぅか、笑うな~‼」
大河がすっごく可愛いとおもった。
ー氷河Sideー
「休憩~」先輩が言う。
俺は陸上部100mと200mが主だ。
「氷河君♥♥はいっこれ‼」
先輩からタオルをもらった。
「ありがとうございます。」
「敬語なんていいのよ♥」
「……。(汗)」
俺はタオルで汗を拭いた。
水を飲みにいこうとすると、華音と大河がいた。
「……。⁈」
メチャクチャ笑いあってるし。
なんか胸の奥が痛い。
何で⁇
戻ろうとすると
「氷河‼。」
聞き覚えのある声が聞こえた。
俺の名前を呼び捨てにする女ってゆったら、まさかっっ‼
「じゅ......。珠里‼」
こいつは、梅田珠里。彼女。
「会いたかったよぅ‼」
「俺の学校まできてなにしてんだよ‼」「氷河に会いたかったんだもん‼」
はぁ。
「あのさぁ……。付き合う時約束したよね⁈学校にこないって。約束やぶんの⁇」
「わ、分かったわよ。でも何で来ちゃ駄目なの⁇わたしは、氷河の彼女よ‼」
最初は好きだったけど、以外に性格がハチャメチャで正直、ついていけないとこがある。
ー歌音Sideー
すごい叫び声。
ちょと、見に行こうとした先に氷河と女の子がいた。
「まぁ、今日は帰れ。」
「うん。ごめんね。」
女子は去って行った。
『パチッッ』
氷河と目が合った。
あ、彼女か……。と思った。
本当にショックだ。
でも、今は大河がいるから……
大丈夫。
「彼女⁈メチャメチャ可愛いぢゃん」無理矢理話題を作る。
「……。あっ。あぁ。」
私の顔を見て大河がこう言った。
「じゃあWデートしねぇ⁇華音と俺と氷河とさっきの子で。」
「いやっ、予定があるから。」
誤解されるよ……
「あの、た……。」
話そうとしたら、大河は氷河をひずって連れていった。
「じゃあな」
大河はそう、いって氷河を連れてどこかにいった。
「華音⁈」
後ろを向くと莉恩がいた。
「華音‼私、浅野君に告白しようっておもうの。/////。」
「本当⁈。頑張ってね‼。」
私は、そう言って、莉恩にバイバイして、下駄箱へ行った。
そしたら、バスケぶらしい男の子がこっちにきた。
「ちょっといぃですか⁇」
私は、首を縦にふった。
「すっ。杉崎さん……。あの……。すっ。好きです。つ、付き合ってもらえませんか⁇」
「…………。ごめんなさい。好きな人いるから……。」
ー氷河Sideー
大河の奴……。連れて回しやかって……。(怒)
あれっ。華音と……。誰⁇。
まさか告白現場⁈。
「好きな人教えてくれたら、杉崎さんのことあきらめます。」
「私は……。」
誰だ⁇華音を夢中にさせてる奴。
「杉崎......氷河が好きなんです。」
えっっ⁈おっ、俺⁈
「すいませんでした。じゃあっ。」男は、行った。
えっっ?華音の好きな人って、
俺なんだ……。
嘘だろ……⁈。
冗談だよな……。
俺は、男よけに言ったのかとお思った。本気で華音の好きな人は俺っ。と思った。自分を、笑った。
ー華音Sideー
はぁぁ。言っちゃったよ……。
「よぉ。華音‼」
「!!!!」
えっっ?氷河ぁぁぁぁ⁈
聞かれてなかったかな⁇/////。
「華音さぁ男よけで俺のこと好きって言ったのか⁇おもしれっっ。一瞬ドキッとしたよ(笑)。」
まさか氷河、自分に関しては、鈍感なのかぁぁぁぁ⁈
「……。あぁぁ。う、ん……。」
焦ったぁ(汗)
「じゃあ、私用事あるからバイバイ。」
本当。私のことどうも思ってないんだな……。
ー氷河Sideー
あぁなんか、わかんねぇけど、
心臓いてぇ。
なんでだ⁈