………?
彼女の行動の意味が分からず疑問がまた増えてしまった
そんな僕の事を
知ってか知らずか
彼女は銀色の箱から出るまでに
駅に止まるたびに
顔を上げ、外を伺った…
彼女が箱からいなくなってから
僕は今さらながら
彼女をずっと見ていたことに気がついた
これは重症かもしれない…
と
勝手に心の中で頭を抱えた
その日の帰り際、
支木さんに
「意外と無意識に
目で追ってるもんだから
深く悩まなくてもいいよ」
と耳打ちされ、
背中に悪寒を感じたのは
また別の話。
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