………? 彼女の行動の意味が分からず疑問がまた増えてしまった そんな僕の事を 知ってか知らずか 彼女は銀色の箱から出るまでに 駅に止まるたびに 顔を上げ、外を伺った… 彼女が箱からいなくなってから 僕は今さらながら 彼女をずっと見ていたことに気がついた これは重症かもしれない… と 勝手に心の中で頭を抱えた その日の帰り際、 支木さんに 「意外と無意識に 目で追ってるもんだから 深く悩まなくてもいいよ」 と耳打ちされ、 背中に悪寒を感じたのは また別の話。