バレンタインの数日前…


当日には渡せないから、今日渡そうと思って、チョコとミサンガを作った。



受け取ってもらえなくてもいい。



先生のことを過去にできるんだったら…







放課後。


先生を探した


「川嶋先生〜!」


振り向いた先生はぁたしの所へ…


『ばか!お前チョコ持って来たんか?持ってきたらいかんのやぞ!校則でも決まってるし…』


そう言っていなくなってしまった。






やっぱ、無理か。






そう思ってもあきらめられなかった。



せめて、ミサンガだけでももらってほしかった。




だから、先生を待ち続けた。