この質問のあとから、なんか川嶋先生の様子が変だった。




昼休みの図書当番をやってる時、委員会のあと…



しつこいくらいに
『お前、好きな人おるんやろ?俺だけに教えて?』
『ヒント教えて?』
『バレンタインあげるの?』



こんな質問攻めの日々が続いていた。





ある昼休み…



最近は、昼休みに図書館に行くと必ず川嶋先生がいる。だから、ぁたしは先生のそばに行く。




そして、今日もぁたしの好きな人を聞こうと先生は頑張っていた。




ぁたし、川嶋先生が好きです!




こんなこと一生言えないよ。




川嶋先生は風華にまでぁたしの好きな人を聞きだそうとしていた。


風華はこう一言…

『超カッコいい人〜』


実際は…普通だと思う。


そして、風華に続いてぁたしも「めちゃカッコいい人〜」って言ってみた。


先生?
もう気づいてたんだよね?