「えっと………」 「何で、居るの?」 「ここでバイトしてるから?」 「………………」 「水嶋!!!貴様!!!!!」 「あ、こんにちは……」 要が漸く、凌が居ることに気付いたようです。 凌から司を守るように前に出る要。 その顔は鬼の如く歪んでいる。 そんなに凌のことが嫌いなのですか? しかし、要のその表情にも気にする様子のない凌。 自分が好ましく思われていないことなど、とうに知っていたからです。