「だ、大丈夫か……?」 「………………」 「うわっ!!!た、龍宮!!!??」 「……何で、居るの?」 龍真の心配をしていた凌の体に影が射した。 そのことに疑問を持った凌が顔を上げると、 そこには不機嫌そうな表情を浮かべた司が居ました。 驚きからか、凌は目を瞬かせる。 何故、凌が居ることに気付いたのかはこういうことです。 龍真が出てきたことにいち早く気付いた司は、同じところに居た凌にも気付いたのです。