「居た!!!!!」


「発見!!!!!」



彼らの目的のものを見つけたようです。



その声がお店の中に響いたとき、肩をビクつかせた人物たちが居ました。





コーヒーを飲んでいた彼女と、紅茶を飲んでいた彼女。



司と神無です。





彼女たちを見つけた瞬間、彼らの瞳がキラリと光ったように見えました。



まるで、獲物を見つけたような……