「水嶋くんと何かあったんでしょ?」 「何もないわよ。ただ、純粋に神無の男女交際に興味があるだけよ」 「にゃっ!!!にゃに言ってるの?」 「神無こそ、何言ってるの?舌、回ってないわよ」 「うぅー……」 神無はリンゴも負けるぐらいに、顔を真っ赤に染めた。 極めつけに、頭からはプシューと湯気が立っています。 その動揺の仕方は、台本通りです。