「まだ、口の中が苦いよぉ」 「気のせいよ」 「気のせいじゃないもん」 神無は頬を膨らませ、司を見つめる。 コロコロ変わる神無の表情は見ていて飽きないほどです。 神無は気を取り直して、フォークを手に取るとショートケーキを口に運びました。 「わあー美味しい!!!」 「うん。本当に美味しいわ。はい、神無」 「あ、ありがとう!!!私のもあげるねっ」 「ありがと」