「にゅっ!!!………にあい………」 「ふふっ。神無にはまだ早かったみたいね」 「むー……何で、こんな苦いの飲めるのぉ」 「そんなに苦いかしら……」 そう言って、司はもう一口コーヒーを口に含んだ。 そして、少し首を傾げた。 神無は口直しと言わんばかりに、ジャムを口に含み紅茶を飲んだ。 それでもまだ、苦味が口に残っているのか眉を顰めている。