がちゃ。


 「あ」



 出てきたのは明美ちゃん?


 誰?って感じだった。



 だって小学校のトキと凄く変わってるもん。


 明美ちゃんの周りに星が光ってるみたいだった。


 「真知ちゃんと直くん…あがって!!まってたよ♪」


 私は戸惑いを隠しながら、家に入った。


 「お茶いれてくるねー!!」


 「あーありがとー。」



 バタム。




 明美ちゃんが去っていった後、直樹と顔をみあわせた…


 冷や汗をかくような沈黙。



 「ぶはっっ!!お前、ぼろ負けやなーっ」


 「は???」



 「足の太さといい、可愛さといい、制服も…。」


 なによ!!明美ちゃんのことばっかほめて!!!


 「そして……、」


 直樹が私の胸に視線を送っている。




 この……


 「見んなぁぁっ!!!!!!」

 ボコッ


 あ、殴っちゃった♪