。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅳ・*・。。*・。




「急にどうしたんですか?」


「うちね、お父さんがすっごい厳しいの!


それはもう引くぐらい。


厳しいって躾が、ってわけじゃないけど、あたしたち娘を誰にもやらんぞ!って世の中の男の子を敵視してるから。


もー…イマドキそんな考え古いってのに。


面倒くさくてスミマセン」


恥ずかしくて、思わず俯くと


「いいと思いますけど?


それに誰も引きませんよ。うちだって妹に対しては親父がそうだし。


妹に彼氏ができて、急に門限作り出したり。


面倒くさくなんてありませんよ」



響輔さん、優しい……


じーん…ときたのもつかの間。


よ、よく考えたらここあたしの部屋じゃない!?


あたし何も考えずに連れてきちゃったけど、狭い部屋で二人きり!!


思わず響輔さんから目を離すと、視界に映ったのはベッド。


ぅわぁ!


慌ててそこからも視線を逸らすと、


響輔さんは両手をゆっくり上げて肩をすくめた。


「さすがにお嬢の親友に手を出すほど、身の程知らずじゃありませんよ。


安心してください」


と苦笑い。


それもなんだか……




最初から“範囲外”て言われたようで、





寂しいし、悲しいよ。