。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅳ・*・。。*・。





慎重に動かなければ―――と、ゆっくり考えてる暇もない。


ドアノブがゆっくりと回り、それは探るようにゆっくりとゆっくりと回転した。


相手は拳銃を持ってる。


それも世界最大の威力を持つもんだ。


少しのミスも油断も許されない状況下の中、俺は壁に身を寄せドアノブに手を掛けた。


こうなったら一か八かだ。


ドアノブがゆっくりと回り、


今だ!


俺は力いっぱいに扉を引いた。







思った通り



朔羅が俺の胸に飛び込んできて、




「よーぉ



朔羅。


待ってたぜ?


デートはまだ終わってないぜ?





デザートをまだ食ってねぇからな」





俺は朔羅の腕を捻り、拳銃は彼女の手からあっさりと離れ


ゴトッ


大きな音を立てて床に落ちた。