。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅳ・*・。。*・。




その後俺は川上をからかいながら、そんな川上は俺に怒りながらもファーストフードで食事を済ませると店を出た。


「さて、これからもうひとがんばりか」


俺が伸びをすると


「え!まだやるの!?」


と、川上は目を丸める。


「あそこからさらに絞り込む。あとは俺一人でやるし、川上今日はサンキュな」


「一人でやるの?」


川上はちょっと心配してくれたが


「ああ、一人でやるよ。



その前に片付けなきゃいけねぇことがまだあるがな」



ボキボキっ



俺は手の関節を鳴らして後ろを振り返った。




―――ファーストフード店から、変なヤツが俺たちのことを見張っていた。




白いTシャツにジーンズ。キャップを目深にかぶって、一見して高校生風に見える。


夕飯時だと言うのにヤツは店でジュースだけ飲んでいて、不自然にスマホを俺たちに向けていた。


シャッターでも切っていたのだろうか。


店を出て俺が振り返ると、帽子の下でそいつと目が合った―――ように思えた。


そいつは慌てて振り返り、駅とは反対方向へ走り出す。


ビンゴ!


やっぱり俺たちを尾け狙ってたわけか!


「待てや!」


俺も走り出した。