き ま せ 来 ま せ 黄 龍 我 が 君 誰かが私を ―――呼んでいる。 ――――― ―― … 浅い眠りが続いた。 何の夢を見ていたのか分からない。 でも 長い長い――― とても長い眠りについていたようだ。 ピッピッピッ…… 遠くで不快な機械音が聞こえる。 耳障りな音が私の耳の奥で不協和音を奏でる。 何の音だ。 ――――分からない。 「――――……戒さん。響輔です。一階南出入り口二時の方向に侵入者ありです」 誰かの――― 男の声が聞こえた。 誰だ――― 分からない。