「若い男性が居るところでシャワーなんて落ち着かないでしょう?」
まぁ、あたしだってあんなエロくてド派手なブラを出されたら、それだけで落ち着かないが??
部屋に備わっているバスルームに案内しながらキリさんが扉を目配せ。
「私が見張っておきますのでどうぞごゆっくり。
覗こうとするフトドキな輩から朔羅さんをお守りしますわ」
頼もしいな。
いつもは戒の役目だけど、あいつに見張りだけは出来そうにないな。
そのフトドキ者になる可能性大だ。
あたしはキリさんの厚意に甘えてシャワーを浴びることにした。
病院の個室ってバスルームもあるんだな。
てか何気にすっげぇ高そうなアメニティ。持って帰っていいんかな。
儲かってるんかな。闇医者め。
あたしはフルーツ系だろうか、何だかすっげぇいい香りのするシャンプーで髪を洗いながら
わ……いい香り…
大人の女の人みたいな上品な香り―――あたしが使ってるCherryBlossomの香りがネンネに思えるぐらいだ。
そんなことを考えるまで余裕ができてきた。
文字通りシャワーで悲しみを洗い流せたのかな…
身も心もすっきりとリフレッシュして脱衣所に上がると、キリさんが用意してくれた着替えが籠の中に入れられていた。



