鴇田会計事務所は基本的には土日休みだ。
だがグループ会社で締め日が異なっているせいか、土日もほとんど稼動している。
暗黙のルールと言うのか、組員は平日に代休を取らせてほとんどがシフト制だ。
「再来週が本社の締め切り日だ。その忙しいときに何を考えている。
ダメに決まっている」
あっさり却下すると
「え~!」
タイガは不服そう。
『え~!』じゃねぇ。何を考えてる。お前は龍崎グループ本社の忙しさを知ってる筈だろ。
呆れてため息を漏らすと
さわっ
タイガが前触れもなく俺のケツを触ってきた。
「!!!!!!」
びっくりしすぎて声も出ず、勢い良く振り返ると目を開いて口をぱくぱく。
「お、お前!!い、今俺のケツ触ったか!?俺はそっちの趣味はねぇ。
大体貴様も俺を範囲外と言ったろ!」
「僕だって組長は射程外ですよぉ。でも組長のおしり
小っちゃくて、余計な脂肪がついてないきゅっとしまって、超!僕好みのおしりって気付いたんで~♪
だから有休ください♪」
何故そうなる。
「俺を脅そうってのか!そうはいかないぞ!!」
俺が喚くと
「じゃぁ組長のあられのない写真バラ撒いちゃおうかな~」
タイガは不適にニヤリと口の端で笑った。



