「あ…ホント!?あれ??どこで間違っちゃったのかなぁ」


あ…


あはは~


キスされるかと思って身構えた自分恥ずかし~…


首を捻って慌てて数式を見直していると




チュっ



戒の唇があたしの頬に。


ほっぺにチューされてびっくりした。


時間差攻撃かよ!








「お前、隙見せ過ぎ。




ぜってぇ他の男の前でそんな顔すんなよ」





さっきまで関西弁だったのに、今度は標準語とか…


逆萌えVer.!!!


「し、しないよ!つか親しい男子なんていねぇし」


「居るだろが。一ノ瀬だろ?進藤だろ??


それから




響輔









龍崎 琢磨」





二人の名前を出されてあたしは目をまばたいた。