「いや…おうちの人やって居てはるんやろ? それはさすがにマズイ言うか…」 とりあえず戒は断ったみたいだけど… おい、戒!家族が居なかったんならお前行ったのかよ! そう叫びだしたいあたしを宥めるようにキョウスケはあたしの口を押さえる。 「大丈夫や。あんじょうやるさかい…あんたは気にせんといて……」 言いかけたとき、戒の声がぴたりと止まった。 変な沈黙が降りてきて、 な、何―――……? ま、まさかキス!?