その日私は部活を休み、家に帰った。




「ただいまー」

ただいまと言っても返事がないことくらい知っている。



お父さんは仕事だからいない。
弟はまだ学校だ。






私は特にすることもなかったから、ケータイを開いた。



メール着信がひとつ。
これが私とアナタの出会いです